2011/02
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ニッポンというタイタニック号

Posted on 2011 年 2 月 26 日 by admin

こんな話を作ってみました。

「ニッポンというタイタニック号」

タイタニック号の前方には大きな氷山があります。
それに気づいた船員は大きく舵を取ろうと必死ですが、
船が大きすぎて、なかなか進路が変りません。
操舵室はパニック状態です。

一方、この夜も大ホールでは、優雅なパーティーが
開かれています。オシャレな服を着て、ご馳走を
前にみんな楽しそうです。

危機感を募った
船員Aは、衝突の衝撃を軽減させようと、船首に
スポンジを巻き始めました。

また船員Bは、大ホールに出向き、乗客に呼びかけますが
回りの音がうるさすぎるのと、みんな冗談だと
思って誰も真剣に聞いてくれません。
そこで船員Bは、衝突して沈没することを想定し、
救命いかだや救命ボートの用意をすることを始めました。
船員Bは仲間の船員に言いました。
「衝突を食い止めるのはもう無理だ。
いまやらなければならないことは海に投げ出される
多くの人たちを救う準備だ。
救出する準備をいまから始めよう!」

10年、20年かかって行う新たな価値感の醸成。
そしてもうひとつ、やらなければならないことは、
たくさんの救命ボートをここ十勝はじめ、地方の
農山漁村につくることなのだろうと思う。

中央集権的な枠組みはもう限界にきている。
なのに加速を始めたタイタニック号。

都市と農山漁村の新たな関係構築に向け、
都市と農山漁村の直接対話がきっとはじまる。

その中で農村への人の流れも生まれることに
なるはずだ。

100年後の歴史の教科書にどんな風に記述される
のだろう?これからの10年は。